TOTO受注停止、住宅業界への深刻な影響
2026年04月14日
いつも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。営業の高橋です。
本日、不動産業界・建築業界に激震が走るニュースが入ってきました。住宅設備最大手であるTOTOが、ユニットバス・システムバスの新規受注を一時停止することを発表しました。
参考ニュースはこちら
→ TOTO株下落、ユニットバス新規受注を停止-中東情勢で原材料不足(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
一営業担当として、このニュースを目の当たりにした際の正直な感想と、今後の家づくり・リフォームへの影響について私なりの視点をお伝えしたいと思います。
ニュースの背景:中東情勢が直撃したサプライチェーン
今回の受注停止の直接的な原因は、中東情勢の悪化(イラン戦争の影響)によるナフサの供給不足です。
ユニットバスの製造に欠かせない接着剤やコーティング剤の原料となる有機溶剤が手に入らなくなっており、TOTOだけでなく、タカラスタンダードやLIXILといった主要メーカーも、今後の納期遅延や価格改定、出荷制限の可能性を示唆しています。
現場から見る「これからのリスク」
このニュースを聞いて、真っ先に懸念しているのは以下の3点です。
工期の長期化は避けられない 「お風呂」は住宅設備の中でも早い段階で設置が必要な部材です。受注が止まる、あるいは納期が未定になるということは、新築物件のお引渡しや、進行中のリフォーム工事がストップしてしまうリスクを意味します。
他メーカーへの注文集中(パンク状態) TOTOが止まったことで、現在受注を続けている他メーカーに注文が殺到することが予想されます。そうなれば、業界全体で「お風呂が届かない」というドミノ倒し的な事態になりかねません。
さらなる販売価格の上昇 原材料費や物流コストの高騰により、今後さらなる値上げは避けられない状況です。検討中のお客様にとっては、非常に厳しい決断を迫られる局面になるかもしれません。
(私たち不動産会社にできること)
正直に申し上げまして、世界情勢が原因である以上、私たち一企業でコントロールできることには限界があります。しかし、だからこそ「正確な情報の早期共有」が何より重要だと考えています。
現在リフォームや新築をご検討中の方は、一刻も早い仕様決定と発注をお勧めします。
すでにご契約いただいているお客様には、メーカーの状況を逐次確認し、代替案を含めた最善のスケジュールをご提案できるよう準備を進めております。
数年前の「半導体不足による給湯器ショック」を彷彿とさせる事態ですが、私たちはプロとして、お客様が不安なく住まいづくりを進められるよう全力でサポートいたします。
今後の状況変化についても、こちらのブログや担当営業を通じて随時お伝えしてまいります。
リフォームの相談もお気軽にご相談ください。
